CT(コンピューター断層撮影装置)

CTは、みなさん一度は耳にしたり、テレビでみたりしたことがあるかと思います。
マンモグラフィの項でも述べられているように普及率は高く、さらに近年では撮影速度も非常に早くなり、
臨床上、あらゆる臓器において頻繁に行われている検査です。
CTによって乳癌が発見されることもありますが、小さな病変を猫出するには限界があります。
なぜならCT撮影では、 一定の断面(いわゆる胴体の輪切りの方向)しか猫出できませんし、
また画像の猫出はMRIに劣るからです。
しかし、普及率が高い、撮影速度が早い、また仰向けで撮影できる(撮影速度が早いので、
仰向けでも体の動きが少ないため)ので手術時の体位とのずれが少ない、などのCTのメリットを生かし、
病変の拡がりを確認して、治療に役立てることが可能です。

 
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