クリニックの本箱
ここでは、当クリニックスタッフおすすめの本をご紹介します。

「やっぱり今がいちばんいい」エムナマエ著・絵(愛育社)
人生の途中で視力を失った作者が、日々の思いを詩とかわいい絵で綴った、ほんわりあったかさの残る作品です。
ページをめくるたびに“そうそう”と思わず声を発し、あわただしい毎日の生活のなかで、
たまには、こんな本を手にとってホッと一息ついてみませんか?(紹介者:大櫛)

小学館あーとぶっく 2
モネの絵本「太陽とおいかけっこ」結城昌子著(小学館)

この本は、シリーズになっていて、さまざまな画家の絵を紹介しています。
私は、中でもモネの本が気に入っています。
モネのやさしい色づかいはもちろん好きなのですが、絵の解説も、わらの山を“おばけ”と表現していたりして、
楽しい本になっています。他の画家の絵本も特徴をとらえ、わかりやすく、読みやすいと思います。
待ち時間にちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか?(紹介者:石鍋)

「ももこの世界あっちこっちめぐり」さくらももこ著(集英社)
この本は、ご存じ“ちびまるこちゃん”の作者・さくらももこの旅行記なのです。雑誌“non・no”に
連載されていたものをまとめてできあがったこの本。
一冊読むだけでいろんな国に旅行した気分になってしまう不思議な本です(私だけかもしれませんが…)。
作者が作者だけあって、目のつけどころがおもしろい。
飾らない文章がおもしろい。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、と、本当にいろいろなところの事が書かれているので、
私のような(?)旅行好き、海外好きにとっては楽しめる本だと思います。(紹介者:智絵)

「おにたのぼうし」文・あまんきみこ/絵・岩崎ちひろ(ポプラ社)
節分で追い出されてしまう鬼のことを思ってかかれた絵本。ご存じの方も多いと思います。
ラストシーンで鬼のおにたはどういう気持ちだったのか考えようとするたびに、
あどけなく切なげな岩崎さんの描くおにたの顔を思い出してしまいます。(紹介者:智絵)

「五体不満足」乙武洋匡著(講談社)
明るく自然体でいる彼をテレビで見て、どんな両親のもとで育てられたのか、
それが知りたくてこの本を手にとった私。出産後、面会を許されず、1ヶ月後母子対面を果たした時、
不自由な体の我が子を見て「かわいい」と言った母親。驚き、悲しみではなく、喜びの一言だったとの事。
すべてがこの母の一言でわかったような気がします。彼の前向きな姿勢、考え方に、とても感化される本です。
(紹介者:大櫛)

「こころのおくすり」文・小森まなみ/写真・油井昌由樹(主婦の友社)
困っている人、落ち込んでいる人、元気がない人…。そういう人みんなに、
ラジオパーソナリティの小森まなみが贈る“おくすり”です。
短い言葉の中に忘れてしまいそうな心が織り込まれています。
油井さんの優しい風景写真も心をきれいにしてくれそう…。素直な心を取り戻したいときにおすすめです。
(紹介者:智絵)




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